クラブカッター:半自動端末剥離機OSTA Model KIND2-R7E
クラブカッター:半自動端末剥離機
45度傾斜デザインと電動カム機構で、どこでも快適作業X(クロス)刃の多機能性と、擦り傷防止 “逃がし量調整機構”の安心感
特徴
- 45度傾斜によるデザインは、作業性を大幅に向上させます
- 電動カム機構により、設置場所を選ばすに使用できます
- 付属するX(クロス)刃は、幅広い線種の皮剥きが可能です
- 剥き刃は、X(クロス)刃の他にVS刃や専用刃も使用できます
- 剥き刃の交換は、1本のネジを緩めるだけで簡単に行えます
- 逃がし機構により、ストローク時の擦り傷を防止できます
- 剥き刃の調整は、マイクロメータヘッドで数値を調整できます
- 皮剥き寸法は、250mmまでの目盛板があり、250mm以上の皮剥きも可能です
- 手動モードでは、正逆転の寸動操作が可能です
剥き刃の種類
皮剥き刃には「X(クロス)刃」と「VS刃」の2種類があります。
【X(クロス)刃】
当社が開発した特殊なV形状の刃物です。
X(クロス)刃は2枚の刃が互い違いに擦り合い、対辺のテーパ面が同じになります。
これにより、電線の皮剥きをする際にテーパの影響を受けません。
その結果、芯線に傷がつきにくく、剥き口が直角になります。
※X(クロス)刃は付属しています
【VS刃】
V形状の刃物ですが、刃の底がR形状になっています。
Rのサイズによって名前が変わります。
例えば、「V10S」は刃の底のRが5mmで、内径10mmの電線に適しています。
※サイズはV2SからV15Sまであります
剥き刃と電線押えの調整
- ダイヤルを調整して、電線を押さえる圧力と剥き刃の下死点の位置を調整します。
- その後、剥離寸法を調整し、設定を完了させます。
- 設定が完了したら、電線を挿入し、フットスイッチを使用して作業を行います。
仕様
クラブカッター OSTA Model KIND2-R7E | ||
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電源 | 単相100V 7A | |
適用電線 | 適用電線外径φ2~φ20(VCT・IV・多芯シールドなど丸形ケーブル) | |
最大剥離負荷能力 | IV38sq WL・MLFC系60sq | |
逃がし量 | 0~4mm(メカ式調整) | |
剥き刃・電線押え調整 | マイクロメータヘッドによる | |
1サイクル時間 | 2.4秒(50Hz) | |
ストローク長さ | 60mm | |
皮剥き長さ | 250mm迄のスケール付(250mm以上の挿入可能) | |
重量 | 約40kg | |
機械寸法 | 幅420mmx高375mmx奥行360mm | |
刃型 | X(クロス)刃付属•VS刃・専用刃取付可能 |
動画
<旧型「KIND2-R7C型」のムービー>