X刃

X(クロス)刃は、ワイヤーストリッパー用の刃型で、VS刃のようなV字形状をした刃型と同じように使用します。ただし、従来のV字形状をした刃型の場合は、刃のテーパーの影響を受けます(「VS刃」参照)が、このX刃は、テーパーの影響を受けないように製作されています。

X刃 特許第3511017号(製品特許)

X刃 特許第4171738号(製造特許)

X刃の原理

X刃の原理(図1)

X刃は図1のような形状をしており、従来のV字形状刃とは異なり、隣接する2面の刃のテーパー方向が対照的に形成されています。この刃型を図2のような方法で使用することで、電線の皮剥きを行います。

この場合、四角形をなす対辺の刃のテーパー方向が同一となり、突き合わせ刃を使用したときとほぼ同じように考えられます(図3参照)。


X刃の原理(図2)X刃の原理(図3)

このことから、刃が電線の外皮に入り込む際や、皮剥きをするためにストロークをする際に生じるテーパーの影響は、従来のV字形状刃と比べ非常に少なくなります。

X刃とVS刃の使い分け

現在、図2のように四角形で刃を入れた状態で皮剥きができる作業に関しては、非常に安定していることがわかっています。しかし、刃底のR形状ができないため、被覆が非常に薄い場合には、VS刃の方が適していることが判明しています。

当社では8角形にした場合や、刃底のV字角度を変更した場合などの検証を現在行っています。加工用途に合わせてVS刃とX刃を併用してご利用いただくことを推奨します。

SA-366型KIND2-R7A型でVS刃使用して、皮剥きの安定性で不備がある場合は、X刃についてもお問い合わせください。

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